農場の風

トマトパークだより -第15便- 2017年10月30日

写真1 大玉トマト圃場様子


写真2 大玉トマトの成長点付近の様子


写真3 ミニトマト圃場様子


写真4 ミニトマトの花房の様子


写真5 カナバロの果房の様子


写真6 フルティカの果房の様子




大玉トマト -栽培室①-

【栽培ノート:2017916日~20171015日】

 品種:りんか409(株式会社 サカタのタネ)〈定植:8月17日〉

[生育状況(2017年10月15日現在)] (写真1,2)

 草丈:179.5 cm、葉数:12枚

開花花房段数:6段目、収穫花房段数:1段目

[作業]

 誘引、わき芽取り、摘花、直上葉・下葉を摘葉、収穫

[病害虫防除]

 コナジラミ防除、サビダニ防除、うどんこ病防除

ミニトマト -栽培室③-

【栽培ノート2017年9月16日~2017年10月15日】

品種:CF千果(タキイ種苗 株式会社)〈定植:8月17日〉

[生育状況(2017年10月15日現在)] (写真3,4)

草丈:282.3 cm、葉数:18枚

開花花房段数:9段目、収穫花房段数:3段目

[作業]

誘引、わき芽取り、摘花、果梗取り、下葉取り、吊り降ろし、収穫

[病害虫防除]

コナジラミ防除、サビダニ防除、うどんこ病防除

『トマトパーク2作目の各栽培室試験テーマ』

トマトパークは5つの栽培室を持っており、部屋毎の試験テーマに沿って栽培試験を行っています。各栽培室の新たな試験内容についてご紹介いたします。

 

【栽培室①-大玉トマトスタンダード栽培】

品種:りんか409(サカタのタネ)収量目標:55t/10

日本品種大玉トマトの高収量栽培を継続します。誠和が長く取り組んできたテーマで、昨年の初作に於いて目標の50t/10aを達成できましたので、今作では初期の裂果軽減と前半の生育コントロールにより、更に高い目標を達成します。

 

【栽培室②-高糖度栽培】

品種:CF桃太郎ファイト(タキイ種苗)収量目標:糖度8以上で10t/10

前作初めて取り組んだ高糖度トマト栽培ですが、糖度を安定させることが難しく、目標を達成できませんでした。再度同じ目標を掲げて試験を行います。

 

【栽培室③-研修2年生責任管理】

ミニトマト品種:CF千果(タキイ種苗)収量目標:30t/10

海外トマト品種:カナバロ(Enza Zaden)収量目標:60t/10(写真5

中玉トマト品種:フルティカ(タキイ種苗)収量目標:30t/10(写真6

 トマトパークアカデミー2年生の研修3名が環境、給液、作業管理を行います。栽培品種についても研修生の希望を反映し、初の中玉と海外品種を導入しました。前作で目標を大きく上回る30t/10aを達成したミニトマト栽培の技術を再現することを優先課題として進めます。  

【栽培室④-大玉トマト減農薬栽培】

品種:SC160(サカタのタネ)、桃太郎ホープ(タキイ種苗)、有彩014(朝日工業) 収量目標:55t/10

天敵利用による減農薬栽培(慣行比50%減目標)実現がテーマです。コナジラミ類及びアザミウマ類の捕食性天敵「タバコカスミカメ」を用い、状況確認・評価を行います。栽培品種は全て黄化葉巻病抵抗性のものです。トマトパークの病害虫管理については来月のトマトパークだよりで詳しくご紹介します。

 

【栽培室⑤-次世代型栽培】

品種:りんか409(サカタのタネ)収量目標:60t/10

この次世代型栽培室では最新技術の積極導入により70t/10aの早期達成を目指します。前作では外気導入システムによって特に暑い時期に快適な環境作りができたことで、55t/10aを達成しました。今作は第2ステップとしてLED照明を導入、樹間補光を行います。効果的な使用方法を確立することで更なる収量増を図ります。

 

以上、新たなテーマによるトマトパーク2作目の栽培に、ぜひご注目ください。

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