農場の風

プロファインダーユーザー紹介(2)

地区 栃木県芳賀郡(A氏)
作物 ナス(品種:筑陽)
作型 土耕栽培
施設面積 21a

[導入動機]

どのタイミングの機器操作によって、どのようにハウス内環境が変化し(例:暖房機の設定を1℃変えたときの夜温や湿度の変化等)、それがどのように作物の生育に影響して収量や品質に変化があったのかを知ることが重要だと考えます。その裏づけをとるためにデータは欠かせないものです。お金を出しても過去のハウス内環境や作物のデータを買うことはできません(今のデータは今しか計測できない)から、未来への投資だと思っています。測定項目はたくさんありますが、大きく分けて2つのデータをあわせて解析しています。

1.現状(リアルタイム)のデータ  2.過去のデータ

ハウス建設直後から、作物の状況や作業内容に関連する項目などを記録することとあわせて、照度・温度・湿度などの各種環境因子のデータをそれぞれ個々の機器で計測していました。しかしながら、それらはハウス内の計測器設置場所まで値を見に行かなければならない手間と、複数の環境因子を一度に確認することができませんでした。ちょうど誠和さんの「統合環境制御」の話を勉強会で聞いて、CO2施用の必要性を感じました。CO2施用の実施に伴い、それまでは仮定でしか把握できていなかったCO2濃度も、他の各種環境因子とあわせてデータで確認したかったためプロファインダーを導入しました。

[評価]

目的どおり、今までバラバラに計測していた環境因子も、CO2を含め一度にパソコンで確認することが可能になりました。それだけでなく、各種環境因子を栽培に必要な単位に変換して(湿度は相対湿度だけでなく絶対湿度や飽差など、温度は平均気温や積算気温など)表示したり、瞬間的なデータではなく、継続してある一定期間確認することもできています。今まで計測・蓄積してきたデータに加えて、環境の変化を確認し、機器の動作設定変更の目安として判断する材料が増えて重宝しています。 毎年、5~6月には、ナスの収穫時期も終わりかけで収量も落ちていましたが、昨年は積極的なCO2施用を心がけたためか、この収量の落ちが見られませんでした。蓄積したデータからこの良い変化がなぜ起こったのかを解析し、今後につなげていきたいと思います。

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