農場の風

マキシマイザーユーザー紹介(1)

ユーザー紹介

地区 広島県 C氏
作物 バラ
作型 ロックウール栽培
施設面積 43a

[導入動機]

今まで使用していた制御機器も気温と湿度を測定して制御ができましたが、特に湿度センサーの信頼性が低いという問題がありました。CO2に関しても測定をしていましたが制御は実施することができず、信頼できるセンサーと使い勝手の良い制御盤がないかと思っていました。そのようなときにオランダを訪問したところ、現地では制御盤ではなくコンピュータを利用して環境制御をしているという実態を目にしてその必要性を感じマキシマイザーを導入しました。

[評価]

まず、マキシマイザーの気温と湿度は通風式で測定するため、高い精度での測定が可能であると感じています。実際に気温の測定値を確認すると今まで使っていた露出型のセンサーとは値が異なり、現在はバラにとって適切な気温管理を実現していると思っています。CO2についても同様に高精度に測定ができることに満足をしています。 マキシマイザーではその測定値をグラフ化して制御できるので大変便利です。今まで以上にハウス内環境の「見える化」が可能になりました。マキシマイザーを制御しているパソコンをインターネットに接続していますが、遠隔操作ソフトを利用してタブレット端末(iPad)で自宅や外出先からでもハウス内の状況を確認して設定の変更ができるようになりました。これは本当に便利で夜にハウスに行く必要もなくなりました。

私のハウスには、ヒートポンプやパッドアンドファン、細霧装置、ナトリウムランプ等を導入していますが、今考えると効率良く制御できていたとはいえませんでした。例えばナトリウムランプについては、今までは単に夜の一定の時間に点灯、日の出ごろに消灯としていましたが、マキシマイザーを導入したことにより、前日の日射量をもとに点灯の有無を決め、消灯はマキシマイザーがその日の日の入り時間を自動計算して管理することができます。同様にCO2施用、カーテンの開閉も理想とする制御ができ、必要とするエネルギー投入だけで済むため今ではエネルギー利用の面でもムダがなくなりました。

当初はマキシマイザーにより地上部の管理を中心に取り組もうと思っていたのですが、今では潅水もマキシマイザーによる日射比例制御で行っています。今までのタイマーで行っていた方法よりも非常に効率的な管理ができます。またオランダの栽培アドバイザーに指導をいただいた灌水方法や培養液組成に変更することでバラの生育と品質が大幅に改善されました。マキシマイザーを導入する前は、地下部はロックウール栽培のため十分な制御ができていて、地上部の環境を最適化することで収量が向上すると思っていたのですが、最近は地下部の環境ももう一度見直すことで、さらなる増収が可能ではないかと思っています。

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