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「2019年養液栽培セミナー」へのご参加 誠にありがとうございました

2019年11月08日

トマトパーク事業統括部の田中です。今回は全国6箇所で開催している“2019年養液栽培セミナー”の栃木会場(10月4日)の回にトマトパークアカデミー生と行ってきましたので、その内容を記事にさせていただきます。午前9時半開始でお昼を挟んで午後4時までのセミナーだったのですが、多くの方にご参加いただきまして誠にありがとうございました。

本セミナーの開催に至った背景として、環境制御の取組みが進み、結果を出している方が増えている中で、地下部環境要因が制限因子になる方も増えています。そのため改めて地下部環境制御の見方、感じ方、考え方を学ぶために開催されました。

 

 セミナーのセクションとしては

1 はじめに、養液栽培とは
2 植物にとっての水とは
3 植物の給水方法
4 把握すべき数字の測定方法
5 pHとEC管理
6 かん水管理
の6項目に分かれて実践ですぐに活かせる様な内容となっていたと感じました。印象に残った話題をいくつか紹介させていただきます。

 

■地下部環境の重要性とポイント

まず大前提として地上部の管理と地下部の管理の重要性を割合で表すと、8:2~9:1。地下部の管理も重要ですが地上部の管理の方が重要で、また管理が難しいです。地下部の管理は基礎と理論を理解していれば、数字で管理をすることが簡単です。日射量に合わせた給液量等に対して鋭いご意見もありました。根は非常に重要ですよね。もっと重要視すべきだと思います。健全な根を作る基本は光合成です。給液方法によって根域の制御も可能です。理論を理解した上での管理が重要なのだと感じました。

 

■地下部も測定が重要

排液も測定しましょう。かん水の測定だけではなく排液の測定も重要です。排液量だけではなくEC・pHも測定しましょう。かん水と排液の各数値を測定すると、その値の変化によりかん水が不足しているのか、根が健全なのかどうかなど作物の状態を知ることが出来ます。

 

■かん水管理と日射量ついて

最後のセクションでは実際のかん水管理の考え方・方法等についての内容がありました。かん水量や頻度の話もありましたが印象に残ったのは1日の光合成量の上限についての話でした。デルフィージャパンとしては上限の日射量は18MJだということです。これはオランダでの値ですが、日本のハウスの採光性や光の質を鑑みると日本では23MJくらいだということでした。時期によってはこの日射量を超えるので遮光材等の利用も効率良く行っていきたいですね。

 

 

 

おわりに

今回の養液栽培セミナーは多種多様な数値が多く出てきました。地下部管理に関しては冒頭に記載したとおり、基礎と理論の理解が重要だということを改めて感じました。プロファインダークラウドでは、トマトパークのかん水の状況なども確認可能ですので、ご覧になられたことがない方は、一度ご参考に見ていただくと良いかと思います。地上部の環境制御と合わせて地下部の管理も見直していただいて、これまで以上の成果が出れば幸いです。

最後になりましたが、台風・大雨等により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復興をお祈り申し上げます。

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