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トマト栽培セミナーへのご参加ありがとうございました

2013年03月04日

1月21日から1月23日に、オランダGreenQ社の栽培コンサルタントArco van der Hout氏を招いてトマト栽培セミナーを開催しました。
3会場で合計130名ほどの関係者の方にご参加いただきご好評のうちに無事終了しました。
お忙しい中、また遠方からご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

以下に、セミナーの講演内容および参加された方の感想の一部をご紹介させていただきます。

 ■講演内容

 光合成:植物生理の基礎、光合成=成長、明期のみ行われる。光が制限因子。
     明期の環境は光合成を最適化する上で最も重要な要因である。
 呼 吸:異化=糖の燃焼、明期と暗期に行われる。温度の影響を受ける。
     呼吸には維持呼吸と成長呼吸がある。

 同化(光合成)-異化(呼吸)=成長である。この余剰な糖が強い成長点と花房をつくり果実肥大をさせる。高収量には高い純光合成が必要である。

 さらには、成長においてはバランスが重要である。果実を収穫対象とするトマト栽培では栄養成長(葉、茎、根)を最適化、生殖成長(果実と花)を最大化する必要がある。果実と果実以外(葉、茎、根)の乾物割合は、70:30が理想である。

  光 : 成木のトマトでは1600~1800J/cm2/日の光が必要
  CO2 : 施設栽培では施用が必須
  温度: 日平均気温が19~20℃のときに最大の成長を示す
  湿度: 多湿は病気の危険性と蒸散の低下、乾燥は植物体へのストレス 

 

温度管理による栄養成長、生殖成長の制御方法についての説明があり、その具体的な管理手法と注意点の説明を行いました。 

 

循環扇による空気循環の方法: 水平方向と垂直方向の空気循環
時間帯別目標湿度(飽差)とその管理方法

 

 灌水と施肥
 灌水と排水の必要性、灌水方法、灌水量、適切なpHとEC、根圏の肥料組成の目安についての説明をしました。

 施肥や肥料組成は重要であるが、植物が肥料を吸収できる最適な環境を作ることはもっと重要なことである。多くの肥料に関する問題は肥料組成を変更することなく栽培環境を変えることで解決される。

 

 
セミナーの様子(愛知会場)
 

 
セミナーの様子(栃木会場)

 

■参加者の感想
・親世代の環境管理の考え方と違うことが多く参考になった。
・具体的な温度制御による植物バランスのとり方がわかった。その方法が数通りあることもわかったので、
 自分のハウスではどの方法が一番有効かを実施してみたい。
・CO2濃度設定の根拠と飽差の管理について理解ができた。
・今後の制御の方向性が明確になった。
・栄養成長と生殖成長の操作方法(温度、灌水など)がより理解できた。

 

 生産者様見学の様子(愛知会場) 

 

 生産者様見学の様子(福岡会場)

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