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リサーチパーク鶴 始動

2018年12月19日

 栃木県下野市の株式会社誠和本社内に誠和の研究開発の新拠点となる農場、「リサーチパーク鶴」が竣工し、栽培を行っております。(写真1)。「トマトパーク」では名前のとおりトマト、ミニトマトに特化して、高収量生産や高糖度生産を目指しておりますが、「リサーチパーク鶴」ではトマト以外の作物、具体的にはパプリカ、キュウリ、アスパラガス、イチゴにも挑戦をしています。こちらの農場を通じて、新栽培技術、新栽培装置、プロファインダークラウド新コンテンツなどハードウエア、ソフトウエア両面の開発をすすめていきます。

 

写真T1 リサーチパーク鶴竣工

 

 まず「リサーチパーク鶴」の設備概要をご紹介します。総面積は2464㎡、軒高:5.5mのオランダ製温室です。カーテンはLSスクリーン2層で、上層にテンパ6562D、下層にラクソス1243Dを設置しました。外部被覆は様々な作物に対応できるよう、エフクリーン自然光を展張しています。環境制御はPriva社製CONNEXTを導入しています。

 栽培室は8室あり、320㎡が4室、160㎡が4室で、それぞれ独立した環境管理ができます。320㎡栽培室4室ではトマト、パプリカ、キュウリ、イチゴの栽培試験を行います。トマト、パプリカは9月5日、キュウリ、イチゴは9月10日に定植をしました(写真2)。

 トマトの栽培試験では尻腐れ果をメインとした生理障害発生と肥培管理の影響を検証していきます。誠和では培養液の成分分析サービス行っておりますが、成分分析結果に収量低下の一因となる尻腐れ果の発生などの危険信号を提示して、より培養液分析結果を活用していただきたいと考えております。

 

写真T2 キュウリ苗の搬入

 

 パプリカ(写真3)、キュウリではSHガターDUOによる栽培技術の確立を目指します。特に日本においてキュウリのハイワイヤー栽培の実績が少ないため、品種、培地、肥培管理などの基本的な栽培条件の検証から始めていく予定です。

 イチゴ栽培試験では栽培システムや培地の比較を行い、高収量を実現する技術開発を目指していきます。

 リサーチパーク鶴は開発中の商品が多々あるため、ハウス見学は受け入れておりません。しかし、各栽培室の環境データなどはプロファインダークラウドを通じて公開をしてまいります。ぜひご参考にしてみてください。

 

写真T3 パプリカの定植

 

 なお、「リサーチパーク鶴」で収穫したキュウリ、パプリカ、イチゴについては、(株)九州屋様の立川店、稲毛店にて販売をしております。ご興味がある方はぜひ店舗へ足をお運びください。

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