【露地から施設園芸】トマト農園をインタビュー
千葉県のトマト農家といえばここ!露地栽培から施設園芸へと踏み出した三須トマト農園さんにインタビューさせていただきました。
商品についてはこちら:自動カーテン、SHガターDuo、NEXT80(環境制御器)
三須トマト農園様のHPはこちら:https://misu-tomato.com/
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Q.就農の経緯~誠和との出会いを教えてください。
A.小松菜農家の長男ですが、サラリーマンをしていました。30歳くらいのころ、農業をやるのであればそろそろ決断しなくてはと思い戻ってきました。養液栽培や環境制御を用いたトマト栽培をやりたいなとうっすら思っていて、千葉大学さんの講義に参加した際に、「誠和という会社で研修制度がある。」ということを知り、誠和さんの研修制度に応募しました。そこで1作分研修した後、誠和さんにお願いをして実家で小松菜の露地栽培をやっていた土地にハウスを建てトマト栽培を始めることになりました。
Q.導入する設備を考える際のポイントはありましたか?
A.誠和さんでの研修で使用した設備をそのまま導入したいと思いました。しかし、初期費用がどうしても高くなってしまうため、研修ハウスの仕様より軒高を下げました。また、栽培装置をロックウール栽培システムから樽(誠和商品)にして初期費用を下げました。設備に関しては、ただお金をかければよいという訳ではなく、予算とバランスを考慮した最善の設備を導入することが大切だと思います。
Q.現在苦労していることはありますか?
A.経営面での従業員・スタッフの部分です。うちは正社員やパートさんを雇用して農業を行っています。皆さんの給料を上げるためにも利益を増やして成長しなければいけないので、その方法を模索することが大変ですけど面白いです。そのように施設園芸で利益を増やすには売上を上げるだけでなくランニングコストを下げる必要があると思いますので、今後も常に導入する設備や資材は考えていきたいです。
Q.今後の展望を教えてください
A.今後は規模拡大をしたいのですが、土地の問題もありなかなか難しい所です。そのため、移動販売やキッチンカーの導入など販売に力を入れていきたいと思います。
営業担当者からのコメント
SHガターDuo導入時に三須さんの方からご自分で施工をやりたいとのお声をいただき、実際に我々と一緒に施工をやっていただきました!多方面から施設園芸に関する知識を取り入れようとしている熱心なお姿が印象的です!
取材日:令和5年8月22日